果実油のオリーブオイル
わたしは胃下垂で胃弱です。そのため油を使った料理を食べると、胃痛になることが多いのですが、オリーブオイルならほぼ大丈夫です。
オリーブオイルは、オリーブを搾って作る果実油ですね。イタリアではジュースのように飲む人もいるそうです。
オリーブオイルの効能
オリーブオイルには、次のような効能があります。
胃腸に優しい
胃に負担をかけず、胃酸の分泌を調整して、胃の健康を守ります。また、便秘解消にも効くそうです。便秘の人は、朝空腹時にスプーン1杯程度を飲むといいそうです。
病気の予防
オレイン酸をたくさん含んでいることにより、血中コレステロールを減少させたり、生活習慣病を予防したり、がんを抑制する効果があるといわれています。
美肌を作る
ビタミンA、Eを含んでいることにより、肌の血行を促進し、肌の細胞の老化を抑制します。保湿作用や抗炎症作用もあり、肌に直接塗っても効果があります。
エクストラバージンオイル
このように、オリーブオイルは身体や美容にいいオイルです。
摂取する場合には、エクストラバージンオイルを使うようにしましょう。エクストラバージンオイルとは、いちばん搾りのオイルのことです。
数年前には、このエクストラバージンオイルの偽物が、日本でたくさん出回っていると問題になりました。日本での生産量はとても少なくて、ほとんどを輸入に頼っているからでしょうか。日本では小豆島で生産されていますが、がんばって欲しいです。
偽物と本物の見分け方は難しいのですが、購入されるときには次のものを選んでくださいね。
①色の濃いガラス瓶や缶に入ったもの②オーガニック認証を受けているもの③酸度が0.8%以下のもの(日本基準は2.0%)④非加熱または30℃以下の低温処理されたもの
料理での使用方法
わたしは、オリーブオイルを、パスタ料理に使ったり、ピザの上にまわしかけて焼いたりします。そうすると、家庭料理がイタリア料理のお店の味に近づきます。
サラダのドレッシングに使うのもおすすめです。オリーブオイルに、レモン汁と、ハーブの入った塩を少々入れて、サラダを食べる直前に混ぜて作ります。そのときの気分によってお醤油を加えるときもあります。
これ以外には、パンにつける、お豆腐にかける、おからにかけたりもします。美味しいですよ!
オイルは、1ヶ月から2ヶ月以内で、酸化が進まない間に使い切りましょう。酸化が進んだオイルは、いくらオリーブオイルでも、かえって身体に悪いです。
品質のいいオリーブオイルを、毎日適量摂取して、健康で美しくありたいものですね。