血液中のコレステロールや中性脂肪が増えると高脂血症になります。
こうなると、血液がドロドロ状態で循環が悪くなります。血液には、酸素や栄養分を身体中に運ぶ大切な役目があるので、これがスムーズにいかなくなると、健康にも美容にも影響が出ます。
さらに、高脂血症を放っておくと、高血圧になったり、動脈硬化になって血管が詰まってしまい、心筋梗塞や脳梗塞の原因となるので、とても怖いですね。
症状がないからといって放っておかないで、食生活に気をつけて改善しましょう。
①アルコールは適量にしましょう。
②動物性の脂を控えましょう。動物性の脂とは、バターやお肉の脂身等です。
③甘い物を控えましょう。特にバターとお砂糖を多量に使うケーキ等の洋菓子や、アイスクリームは要注意です。どうしても甘い物が食べたいときは、和菓子がおすすめです。
④糖分入りの飲み物も控えましょう。ジュースや清涼飲料水等です。コーヒーや紅茶も無糖なら大丈夫です。
⑤果物も適量にしましょう。果物は健康にいいと思われがちでたくさん食べる人も多いのですが、実は糖分がたっぷり含まれています。
以上の①~⑤に気を付けた上で、お野菜やきのこや海藻をたくさん食べて食物繊維を摂りましょう。食物繊維は中性脂分や糖分やコレステロールを排出してくれます。
あまり神経質になってもいけませんが、現在基準値を超えていない方も高脂血症にならないように、食生活には気をつけていきたいですね。