中性脂肪とは
特定健診等の健康診断で、「中性脂肪」の値が高いと判定されたら、要注意ですね。
「中性脂肪」は血中脂質検査項目のひとつで、他にLDLコレステロール値とHDLコレステロール値があります。
この「中性脂肪」は、筋肉等を動かすエネルギーの素になるので、身体には必要なものです。
でも、血液中の「中性脂肪」が増えた状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす「動脈硬化」につながったり、急性膵炎を引き起こす場合もあります。怖いですね。
中性脂肪値が高くなる原因
では、中性脂肪値を改善するためには、どうすればいいのかを紹介します。
「中性脂肪」は、特に肥満との関係が強く、痩せている人は中性脂肪値が高くない場合がほとんどです。
中性脂肪値が高い場合、遺伝的な要因はほとんど無く、食べ過ぎと飲み過ぎが原因です。
女性では食べ過ぎ、男性ではお酒の飲み過ぎが原因となるのです。
中性脂肪値の改善方法
中性脂肪値が高い場合には、生活習慣を変えて数値を改善しましょう。
具体的には、まず自分の適性体重を知ります。BMI=体重÷身長÷身長です。
BMIが25以上は肥満となりますので、その場合には、食事量に気をつけて、日々の摂取カロリーを調節しましょう。
①一日三食規則正しく摂り、間食は減らしましょう。
②食事量は適量摂りましょう
③お酒は控え目にしましょう
女性にとって食べることは楽しみなので、量を減らすのであればその分運動すればいいと思うかもしれませんね。
でも、運動するだけでは、中性脂肪値の改善は難しいそうです。まずは食べ過ぎないことが大切です。
その上で、運動もすることができれば、よりいいですね。
食べ過ぎは万病の素といわれますが、今一度食べ過ぎていないかをよく考えてみましょう。